産廃物を不法に投棄する人間をドーラユニコーンに襲わせる少年・光一が登場。元は自然を愛する心の優しい少年でしたが、環境問題の研究をしていた父親が亡くなって以降、自然を汚す人間に対して攻撃的になってしまったようです。
悪いのは環境を破壊する人間だ、と怒る光一に対して、君の考えは正しいがやり方が間違っているのでは、と優しく諭すゲキたちが素敵。頭ごなしに否定するんじゃなくて、相手の言い分も聞いた上で解決策を探すって大事なことですよね……。
光一とドーラユニコーンの間隔がリンクしていて、ユニコーンへの攻撃が全て光一にもダメージとして伝わるという問題もありましたが、ユニコーンの角を折ったらその接続も遮断され、心置きなく倒すことができました。
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環境問題については、特に90年代の作品で定期的にテーマとして描かれている印象があります。お話の中でゲキは、心無い人間はほんの一握りで多くの人は本気で心配している、と光一に語っていましたが、実際のところはどうなんだろうな……と30年後の現在観ていてちくりと胸が痛みます。「多くの人は無関心」なのかもなぁ、なんて思ったり。
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