再び流れ暴魔へと変身して戦うことを望むヤミマルとキリカでしたが、カシムは彼らに流れ暴魔とはこの世に愛と平和をもたらすものだと説きます。
カシムは、かつて人間の娘と心を通わせた暴魔獣キメンボーマについて語ります。山奥へ身を潜めながらも幸せに暮らし、人間と暴魔の和解を願ったキメンボーマたち。彼らの間に生まれた子供が流れ暴魔のはじまりなのだといいます。
驚く一同ですが、ヤミマルは受け入れられない様子。そうこうしているうちに、ゴムゴムボーマに寄生され、暴魔獣の姿となってしまいました。
キリカやヤミマルを身を挺して助けながらも、命の危機に瀕したカシムは、死の間際にキメンボーマの姿となります。そして、キリカこそが自分と人間の娘との間に生まれた子供であることを打ち明けました。若い流れ暴魔二人の行く末を案じて息絶えたキメンボーマの最期は、なんとも切ないシーンでした……。
自分のような暴魔獣が父親だと知ったらキリカがショックを受けるのでは、と親子の名乗りをしなかったカシムだったのですが、その直後力からあっさりとキメンボーマが父親だとキリカに告げられたのにはちょっと頭を殴られたような衝撃でしたが(笑)、再び流れ暴魔の姿に変身して戦いに身を投じたキリカの心を揺らすには必要なことだったんでしょうね!
ターボレンジャーと戦いながらも、キリカの表情には迷いが見てとれます。人間と暴魔の世界を両方とも支配する、と強い復讐心で突き動かされているヤミマルと、親の存在を知り揺れ動くキリカ。流れ暴魔二人の今後が気になるところです。
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