やっぱり戦隊が好き

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太陽戦隊サンバルカン 第48話「奪われた巨大空母」

第48話です。

前回、ヘルサターン総統に代わって機械帝国ブラックマグマの玉座についたヘドリアン女王ですが、亡霊のようにさまよう総統の姿を目にして怯えます。イナズマギンガーの陰謀を疑い、彼の力をしのぐサムソンモンガーを誕生させようとしたものの、誕生したのは完成予想図とはかけ離れたミイラモンガー。女王は機嫌を損ねてしまいました。
誕生するなり存在を否定されたミイラモンガーはちょっとかわいそうですが、私もサムソンモンガーは見てみたかったなぁ……。怪力無双のモンガーだそうなので、旧約聖書のサムソンから名前をとったのでしょうか。

実は、総統をよみがえらせたのは機械帝国の真の支配者である全能の神。球体の中に脳だけが浮いているような、禍々しいデザインです。不気味さはたっぷりですが、敵の黒幕としてはちょっと衝撃に弱そうなビジュアルです。大丈夫かな。

そうこうしている間に、パトロール中のバルイーグルがミイラモンガーに捕らえられます。包帯ぐるぐる巻きです。そこへイナズマギンガーが現れてイーグルを横どり。何たるカオス
イナズマギンガーは、イーグルとひきかえにジャガーバルカンを渡すよう要求するのでした。あいつずっと物陰からサンバルカンロボのことうらやましそうに眺めてたもんな……。

* * *

イナズマギンガーにジャガーバルカンを渡す決意を固めたサンバルカンは、彼の指示通りロボへの合体も済ませます。いつもイーグルがかけ声をかけていますが、今回はミイラモンガーに捕まっているのでシャークが代理を務めていました。レアなシーンですね。
うっきうきで乗り込んだイナズマギンガーでしたが、全く持って動かせません。そうです、サンバルカンロボは全てがオートコントロールされていたのです。このときの長官は最高にドヤってます。素敵です。
結局何もできずにはじき出されたイナズマギンガーは、割とぽんこつなのかもしれない。というか、力はあるが頭がちょっと……よろしくないのかもしれない。残念です。

イーグルも拘束から抜け出してサンバルカンが3人そろい、ミイラモンガーを撃退したのでした。

今回のお話で目的が地球征服だとわかったイナズマギンガー。対峙するヘドリアン女王・アマゾンキラーと、不敵な笑みを響かせ現れては消える総統の影。機械帝国側はかなり不穏な空気となっております。
サンバルカンも気づけば残り2話となりました。ついこの間観始めたばかりだと思っていたのに……。ちょっと寂しいです。