第35話です。
細菌の扱いを得意とする機械生命体ゴキブリモンガーが「踊り病菌」をばらまこうと企みます。サンバルカンから逃げる際にゴキブリの姿となったゴキブリモンガーは、自分を嫌がらない安夫少年に目をつけたのでした。
安夫は友達があまりおらず、サファリに出入りする子供たちからも嫌われているようです。いじめられがちな彼は、嫌われ者同士仲良くしようというゴキブリモンガーの提案を受け入れ、サンバルカンからかくまうのでした。
ところが、ゴキブリモンガーがブラックマグマの一員であることを知ってしまい、脅されて利用されることになります。
自分のことを気にかけていた豹に決死の思いで助けを求めた安夫くん。がんばりましたね。ズボン脱げたままなのはちょっとかわいそうだったけど。
本当に困ったときに頼れるのが友達、と安夫に向かって熱く呼びかけていた豹の努力も報われたようです。
ゴキブリモンガーは、言葉の端々にスペイン語が混ざる陽気な性格の機械生命体でした。巨大化した後は基本的にしゃべらないものだと思っていましたが、彼は散り際に「アディオース！！」と叫んで、異彩を放っていました。
……モチーフがモチーフなので、見た目がだいぶアレですけれどもね！！