第32話です。
スタンプ台をモチーフにしたペッタンモンガーが登場。胸部の型に顔を押しつけられた人間は顔に仮面のようなものが貼りつき、暴れ出します。アマゾンキラー曰く、日頃心の奥深くに抑えていた悪の心が吹き出すのだとか。
今回のメインゲストの1人、剣道の稽古に励む大介もペッタンモンガーに襲われてしまいました。飛羽から稽古をつけてもらい喜んでいた大介でしたが、仮面が顔に貼りつくと飛羽が憎いと襲いかかります。
一度は仮面が外されたものの、助八やサファリの常連の子供たちからの視線に耐えかねて店を飛び出す大介。助八の態度はちょっとひどかったですが、心の底では何を考えているか分からない、と互いに疑念を抱かせるのもブラックマグマの策略のうちなのでしょう。人々の関係を壊す類の作戦は、エゴスを彷彿とさせますね。
仮面をつけている間の記憶はなかったとはいえ、己の行動を悔やむ大介に、誰しも自分より優れた者を妬む心はある、と諭す飛羽さんの器が大きくてかっこよすぎるので泣きながらダイブしたい気持ちでいっぱいです。飛羽さん、逃げて。
物語のおしまいは、健全な肉体に健全な精神は宿る→皆も体を鍛えよう!という感じにまとめられていました。うーん、爽やか。