前回からの続きです。
バラバキュームとの戦いの後行方をくらましていた黒田たちですが、自宅に戻り茂のメンテナンスをしていました。本物の茂は二年前に交通事故で亡くなっていて、茂の頭脳を持ったマシンをつくったのだと語る黒田でしたが……マシンとはいえ、本人に向かって嬉々としてそれを話すのはどうなんだろう……。
人間は簡単に死んでしまうが、マシンは死なないし武器を持つこともできる。マシンこそ地球を支配するのにふさわしい、と思考がぶっ飛んでしまっている黒田は、バラノイアに乗りこみ皇帝バッカスフンドと対峙。
人間を相手にしようとしないバッカスフンドでしたが、黒田は、弱すぎる人間やそれをつくり出した神を憎み、人類を滅ぼしてマシンが神にかわって地上を治めればいいと持論を展開。マシンにはない憎しみのパワーを持っていると誇らしげに語って、バッカスフンドも引き気味です😦
その後、バラノイアの改造を受けた黒田はマシンとなってオーレンジャーに襲いかかります。あらかじめ武器を内蔵していた茂も取りこんで、躊躇なく攻撃に使うあたり、完全に狂っていますね……。
オーレンジャーの呼びかけで茂の意識が戻ると、黒田から機械の部分が分離してマシン獣・バラアイビーとなり攻撃を開始。洞窟の崩落で、黒田は絶命してしまったようです。最期にオーレンジャーに茂のことを託していたので、息子への愛情は確かだったはず。形がだいぶ歪んでしまっていましたが。
バラアイビーはビッグバンバスターで撃破し、巨大戦へ。今回も『超力合体!! オーレンジャーロボ』が流れました。敵の撃破と曲の終わり方がぴったりな使われ方がとっても気持ちいいです!
「パパは悪い人だったけど、それでも好きだった」と涙ぐましい言葉を残して機能停止した茂でしたが、三浦参謀長のおかげで復活。これからの彼の人生を想像すると、難しいことも多いと思うんですが(心はあるけど身体は成長しないままだろうし、そのへんどうするんだろう……とか)、できるだけ幸せに生きてほしいです🥲
今日も最後まで読んでくださってありがとうございます🥰