シボレナに基地の場所を割り出され、ユガンデにI.N.E.T.の月面基地が破壊されます。ネジレジア側も戦いが最終局面に入っていることを悟って、猛攻をしかけてきますね。
ユガンデが強力な力を得るため、ネジリアクターを自分に埋め込むようシボレナに頼むシーンでは、代償として命を落とす危険性があると一度は拒むシボレナが印象的でした。ユガンデとシボレナって割とクールな関係性に見えるんですが、お互いに信頼し合って、大事にし合っているのがいいんです。ちゃんと仲間意識を持っている敵組織が好きなので……。
ユガンデは巨大化してギャラクシーメガを追いつめますが、身体が限界を迎えます。巨大化が解けたユガンデとメガレンジャーが繰り広げる壮絶な戦いで、BGMに「組曲『惑星』~火星」を持ってくるセンスがすごい……!
ユガンデを庇ったシボレナが大ダメージを追い、怒りのユガンデはメガレッドの猛攻で爆散。ヒネラーのもとへと戻ったシボレナも、月面基地の破壊に成功したこと、ユガンデが倒されたことを報告し終えると限界を迎えます。
「私に命を与えていただき、ありがとうございました」とヒネラーに対して感謝をしたり、最後に「父上」と呼ぶところなんかは、感情に溢れていて人間でないのに人間らしく思えるんです。少なくとも、メガレンジャーに助けてもらいながら礼のひと言もなく「もう巻き添えは嫌ですから」なんて言って去っていった一般市民よりよほど人間らしい。皮肉なものですね……。
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