みくと健太、そしてゲストキャラの少年・シンヤが中心のお話。
よく嘘をつくせいで「狼少年」と呼ばれいじめられていたシンヤは、みくたちが見かけたときも「メガピンクと会ったことがある」と嘘をついていました。
そのシンヤの住む団地に、ある夜たくさんの人たちが引っ越してきます。取り壊しが決まって、あとはシンヤと父親が住むだけの団地になぜ?と訝しがるものの、周りの誰もシンヤの言うことを信じてくれません。
そんなシンヤを信じることにしたみくは、健太とともに団地を調査。そこが人間社会に入りこもうとするクネクネたちのアジトとなっていたことが発覚し、メガレンジャーに変身して戦うことになります。
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嘘つきの子供を戦隊メンバーの一人が信じる、という話はカーレンジャーでもありましたね。今回ゲストのシンヤくんも息を吐くように嘘をついてしまう子なのですが、どうも二人暮らしの父親を安心させるために無意識に嘘を重ねているような描写があって(そのあたりはさらっと描かれていたので詳細はわかりませんが……)、ちょっと胸が痛みました😣
団地での一件が片づいたあと、メガピンクと会ったことを同級生たちに信じてもらえないシンヤくんの前に、みくが変身して登場したのはよかったです😊
冒頭で健太が子供たちの前にメガレッドとしてファンサービスしようとしたときには止めた久保田博士が、みくの行動には目をつぶって不問にしてくれたのもおちゃめで素敵でした👍シンヤくんを思ってのことだと理解してくれたんでしょう。
大筋の話と並行して、メガレンジャーの5人の進路の話もちらほらと。かなりはっきりと目標があるらしい耕一郎・千里・瞬に対して、まだぼんやりとしている健太とみく。この健太が後に教師になるんだから、わからないものです……(笑)。
今日も最後まで読んでくださってありがとうございます😊