最終回です。
地帝城に乗り込んで発進を止めようとするマスクマン。城が地上に出れば爆発して命はないことを告げられたイガムは、ゼーバには初めからイガム家再興の意思などなく騙されていたことを知ります。
一方、オヨブーは「死ねと言われれば喜んで死ぬのが我らの務め」と地帝城の発進を止めようとしません。結局彼は崩れる城の中で高笑いを上げながらの最期を迎えるのですが、これって敵役の散り様としては最高峰にかっこいい部類ですよね……。ブレない軸のあるキャラは正義でも悪でもかっこいい……!
城の崩壊の中で、フーミンも命を落とすことに。ずっとイガムに付き従っていたフーミンが主君をかばって散るのも、ブレなくてかっこよかった。でも、フーミンには生き残ってほしかったなぁって思うのです。理由は後述します。
暗黒粒子を失ったゼーバは、地帝獣リサールドグラーの姿となります。象徴的だったローブを脱ぎ捨ててしまうと、ただのちょっと強そうな地帝獣といった印象ですね。
初見の頃にはいかにも強大だったラスボスの正体が案外卑小な存在で、最終決戦になったときに「あ……っ、今ならこいつ倒せるかも……」と思える瞬間が好きです(歪んだ性癖)。
戦いの後、イガムはこれまでの罪を悔いて巡礼の旅へ出ることになるのですが、この旅がイガム独りであることが本当に哀しい。それも含めてイガムに与えられた罰なのかもしれないけれど、個人的にはここにフーミンが付き従って支えてほしかった……。
タケルとイアル姫もお別れすることになるのですね。お気楽脳なので、「地上と地底でも行き来すれば別れなくていいんじゃない?」とか思ってしまったんですが、イアルが地底世界の再建に力を尽くすためには個人的な想いは禁じないといけない、っていう考えだったんでしょうかね。恋愛でモチベーション上がるか、身を崩すかは個人差あるからなぁ……🤔
最終回前の数話はタケルとイアルやチューブ側がお話の中心だった関係か、ケンタ・アキラ・ハルカ・モモコの出番が控えめだったのがちょっと寂しかったですが、彼らも魅力的なキャラクターでした。欲をいえば、メンバー同士での関係性が深まるようなお話ももっと観てみたかったかなぁ、なんて思います。
というわけで、マスクマン視聴完了です。今回も感覚としてはあっという間でした……!
明日からはライブマンを観ていきます~、楽しみ!
今日も最後まで読んでくださってありがとうございます🥰