前回、女性であることを皆に知られてしまったイガム。彼女の苦悩が描かれるお話です。
ずっと性別を偽り、王子として生きてきたイガム。側近のフーミンですら知らなかったようなので、とてもとても孤独だったんじゃないかなぁ、と想像します。知っていたのは、師であるゴダイドグラーや、妹のイアル姫くらい……? そりゃあイアルがタケルのもとへ行ってしまったら怒り狂うのも致し方ないかとも思うのです。
イガムが幼いころから戦い方を教えてきたゴダイドグラー(地帝獣だけどすごく知的に人語を喋る。イケオジポジション怪人)も、王子として育ててきたことを悔やむような発言をして、イガムのことをとても大切にしていたのが伝わってきます。
男として戦いに生きることは覚悟の上だったとイガムは言っていましたが、言葉の端々から苦しさがにじみ出ていて、観ていて辛かったです……。
そこまでぎりぎりの状態で張りつめていたイガムに対して、男として育てたことを悔やんでいるというゴダイドグラーの発言や、女とわかったお前と戦う気はないというタケルの発言がこのタイミングで向けられるのは、だいぶ酷だなぁとも思いました。
いろいろなものを犠牲にして呑み込んで必死で生きてきたのに、その全てを否定されたような気持ちになりません?
って、打ちながらぼろぼろ泣いてます。なんか強火のイガム推しみたいになってきたぞ……。
一方今回は、ゼーバの正体かと思われていたリサールドグラーは、既に死んで骨となっていたことが判明する回でもありました。では果たしてゼーバは何者なのか、とチューブの幹部たちの間に何度目かの動揺が走ります。
不敵に笑うゼーバの底知れなさが、とてもラスボスらしくて素敵ですね……。
気づけばマスクマン側のこと何も書いていませんでした。
特に終盤、敵側のことが描かれるエピソードになると、たまにはこんな日もあるのです😌
今日も最後まで読んでくださってありがとうございます🥰