マスクマンのプロトタイプであるX1マスク・飛鳥リョオが登場する回です。
マグマドグラーとの戦いでピンチに陥ったマスクマンを救ったのは、X1マスクを名乗る緑色の戦士。姿長官は、かつて自分がスカウトした飛鳥リョオと彼が変身するX1マスクの存在を語ります。
長官のもとを去ってしまったという飛鳥でしたが、タケルと交流する中でチューブによって恋人を死なせてしまったことがトラウマとなり、恋人も守れなかった自分が地球の平和を守れるはずがない、と思いつめて失踪したことが明らかになりました。
姿長官のもとで重要なプロジェクトに関わっていたのに、何も言わずに行方をくらませちゃって大丈夫だったんかな……とか無粋なこと考えちゃってごめんなさい。機密情報の流出には気をつけてくださいね。
そんなトラウマをたっぷりがっつり引きずる飛鳥に対して、いつまで過去に縛られている、どうして現在を、未来を見ようとしない、と檄を飛ばすタケル。美緒を失った自分と重ねている部分もあるのでしょうね。
タケルの言葉が刺さり、一度は戦いから目を背けようとしたものの戻ってきた飛鳥は、再びX1マスクに変身します。が、マグマドグラーの攻撃から身を挺してマスクマンをかばった際、ショックで変身能力を失いました。これが最後の変身となったんですね……。
今後は子供たちに拳法と正義を教える、と去っていく飛鳥。1話限りの登場でしたが、インパクトはかなり大きかったんじゃないでしょうか。
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