バラバと彼の母親・ララバのエピソード。ララバ役はスーパー戦隊シリーズでもおなじみ曽我町子さんです。
マスクマンが新必殺武器を開発に成功したことを受け、普段からの失敗の連続をゼーバから責められる幹部たち。死刑宣告までされたバラバは、チューブで生きていくためには地帝獣デビルドグラーが守護する「大地帝剣」を手に入れるしかない、と戦いを挑みます。その戦いの場に、息子を案じて駆けつけるのが母親のララバ。何か唐突に現れましたが、この際そこはまぁいいや。
バラバとデビルドグラーの死闘が続く中、負傷して動けなくなったララバが息子のもとへ連れて行ってほしいとマスクマンに懇願します。タケルたちは聞く耳を持ちませんでしたが、アキラだけは自分の母親の姿と重ねてしまいふりほどくことができません。バラバを改心させて、親子二人で静かに暮らしたいというララバの願いを聞いて、無碍にできず彼女を背負って戦いの場へと向かうアキラ。優しい子なんですよ、ほんとに……。
ララバは、倒れたバラバに優しい言葉をかけると思いきや、喝を入れて奮い立たせようとします。更に、「バルーガ族は地底一勇敢な戦闘部族。その勇敢な戦士を育てたバルーガ族の母が、どんなものか、見せてやる」「よく見るがよい、母の姿を」と短剣を抜いてデビルドグラーに向かっていくのでした。
正面から矢を受けるもデビルドグラーに突っ込んでいき、一太刀浴びせる戦闘シーンはバラバでなくても「ママぁぁーーーーー!!!!!」と叫びたくなっちゃう……。デビルドグラーの攻撃を受けて爆散する最期はまさに壮絶。曽我さんの演技も相まって、深く深く心に刻み込まれたシーンでした。
母の犠牲で奮起したバラバがデビルドグラーを倒し、大地帝剣を入手。アキラは、その優しさから図らずもバラバのパワーアップに力を貸してしまったんですね……。
自分を責めるアキラでしたが、タケルたちはそんなに自分を責めるなと励まします。……と思ったけど、「その大地帝剣を破るのは、アキラ、お前の剣だ」ってセリフで、それさりげなくプレッシャーかけてない???と思ってしまった私は邪推しすぎなのかな!!……厭な大人になったものだよ……。
今日も最後まで読んでくださってありがとうございます🥰