やっぱり戦隊が好き

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超獣戦隊ライブマン 第34話「未来と今を駆ける恋!」

15年後の未来からやってきた女性・ミクと丈の交流を描いた甘酸っぱいお話です。
ライブマンの世界(1988年)の15年後は2003年なのですが、この記事を書いている時点でそこから更に20年ほど経っているという事実に薄ら笑いを浮かべてしまいそうです。

ミクは、15年前お気に入りの靴をなくした自分を慰めてくれたリーゼントのお兄さんに淡い恋心を抱いている女性。その時にもらったひまわりのブローチをずっと大事に持っていました。
そんな彼女は、たまたまアシュラがタイムマシンを誤作動させてしまった現場に居合わせます。青く光るトンネルを通れば15年前に行けると聞いて、ためらうことなくバイクで突っ込んでいくミクが、怖いもの知らずすぎて怖い。

なんやかんやで丈と出会ったミクですが、15年後の世界がどうなっているのか知られたくないというビアスの考えからか、頭脳獣ガルヅノーの標的となります。
ボルトの中でも、マゼンダは「15年後の世界がボルトの支配下になっているのか」を疑問に思っているようでした。対して、ケンプはそんなことは気にせずビアスの命に従うというスタンス。キャラの違いが出ていておもしろいです。

行動をともにする中で丈に対して好意を抱いたミクは、過去の世界にとどまりたいとまで言い出しますが、丈をはじめライブマンの面々は本来の世界へと帰るよう優しく諭します。こういうところは、きちんとしていて良いですね。やはり同じ人間が同じ時代に複数存在していてはいけないんや……🙁

未来へと帰る前に丈からもらったヒマワリのブローチを落としていったミクでしたが、本来の世界へと戻ってから自分が持っていたブローチがそれだと気づき、やはりリーゼントのお兄さんは丈だったんだ、と気づく流れに。このお話の後に、丈は子供のミクと出会ったんですね。

丈とミクの時を越えた淡ーい恋物語にほっこりしつつも、やはり「15年後の世界が……20年前かぁ……」とどこか遠い目になってしまうお話でもありました……。

今日も最後まで読んでくださってありがとうございます🥰