やっぱり戦隊が好き

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超獣戦隊ライブマン 第26話「会津の巨大カブト虫!」

夏の会津ロケ編後編です。前回登場したゲストキャラのコウジくんに案内してもらってしっかり会津観光しているライブマンにほっこり。

鶴ヶ城からの景色を楽しんでいた勇介たちは、磐梯山の付近で謎の発光現象を目撃。調査に向かいます。

発光現象はボルトによるもの。磐梯山の地中にあるマグマエネルギーを利用し、ヒカリヅノーがギガスーパーエネルギーを生成するたびに強い光を放っていたのでした。そして、その光を浴びた周辺の昆虫たちが、突然変異で巨大化してしまいます。

発光現象の調査に訪れた勇介たちは、巨大カブトムシに襲われたと怯える少女ユカリと出会いました。夏の間東京から会津を訪れていたというユカリは、虫や自然が好きな心優しい少女でコウジとも仲良くしていたのですが、巨大な虫たちに怯えきって東京へと帰ろうとします。そりゃあ、全長2mはありそうなカブトムシに寄ってこられたら、いくら虫が好きでもショックを受けるよね……。

しかし、虫たちはユカリを襲おうとしていたのではなく、異変を伝えようとしていたのでした。無理やり巨大化された影響で命を落としたチョウを涙ながらに撫でながら、「自然界に異変が起きたら真っ先にこういう小さな生き物たちが影響を受けてしまう」「この小さな虫たちは、その小さな命で、私たちに異変を教えてくれようとしてたのよ」とユカリに語りかけるめぐみのシーンが、とても優しく描かれていて大好きです。

くだんの巨大カブトムシは、ライブマンを攻撃からかばって命を落とします。
その様子を陰から見ていたコウジが「カブトムシは光に集まる性質があるから、光に寄っていった」と言うのに対して、ユカリが「皆を助けてくれた」と泣くやりとりも微笑ましい……。

エキセントリックなタイトルと巨大な昆虫たちの姿にぎょっとしてしまいがちですが、小さな生き物の命に目を向けた素敵なお話です。主題歌の中で「命のヒーロー」と歌われるライブマンならでは😌

今日も最後まで読んでくださってありがとうございます🥰