オブラーからオブラーヅノーをつくり出したケンプたち。ライブマンがオブラーに対しては本気で攻撃ができないことを利用して、彼らを弱らせる作戦です。いい感じの卑劣具合ですね。いいですよそういうの、小物っぽくて。
ただ、オブラーヅノーが対峙する場に本物のオブラーが登場してしまい、早々に企みがばれてしまいました。オブラーをちゃんと始末しきれていないあたりケンプたちも詰めが甘いなぁ、と思いましたが、もしや尾村に対しての情を捨てきれていないということもあったのかな……?えっ、小物っぽいとか言ってごめんね……。
オブラーを救いたい一心で尾村の母を訪ねた勇介ですが、彼女は変わり果てた息子の姿に絶望し「私の子供ではない」と否定。そんな彼女に対して「オブラーをつくったのは貴方です」と言い、尾村が本当は遊びたかったこと、母の期待に応えようと一生懸命で、科学アカデミアでも、ボルトに入ってからでさえも勉強し続け、精神的にも肉体的にも限界を迎えていることを切々と訴えます。
それにしても「生まれてこの方一度も味わったことがない本当の親の愛で包んでやってください」って母に対して直に言うのはなかなかだぞ、勇介……。
オブラーに駆け寄る母がかける「もう天才なんかならなくていいのよ」「もう誰とも競争なんかしなくていい」「一番になれなんて言わないから」という言葉の数々も涙を誘いますね……。ちょっと一部よく聞きとれず……セリフ違うかもしれません。
オブラーヅノーの攻撃から母をかばって倒れたオブラーの「母さん……人間に戻りたい」で涙腺がもうダメです。
オブラーから豪の姿に戻ることはできましたが、記憶があるかどうかも定かでなく、ただただぼんやりとした表情を浮かべるだけで言葉も発しない豪の様子が痛々しい……。蝶を見て笑みを浮かべたのがせめてもの救いでしょうか……。
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