前回のマゼンダに続いて、今回はオブラーにスポットの当たったお話です。
オブラーが命を削ってつくり上げた、彼の分身ともいえる頭脳獣・ベンキョウヅノー。人々に強制的にボルトバイブルを読ませ洗脳することが目的だったはずが、偶然ジェットコースターに乗って楽しさを知ってしまったことから、子供のように遊びだしてしまいます。
その姿を見た勇介たちは、尾村の心に「遊びたい」という幼い頃の素直な気持ちが残っていることを指摘。
認めたくない様子のオブラーでしたが、回想で母から勉強するよう厳しく言われ友達と遊ぶことも思うようにできない寂しい子供時代が明らかになります。「あなたは他の子と違う」って言われながらひたすら勉強していた尾村……どんな気持ちだったんだろう……。そりゃあ性格も歪むよな……。
一度は尾村の姿に戻ったものの、謎の敵の出現で再び怪人態へと変貌したオブラーは、ふらつく足どりでどこかへ去っていきました。
この19話から21話にかけて尾村が中心となるお話が続きますが、このあたりは個人的にとても好きなエピソードです。がつんと胸に響くお話で、落涙必至……😢
今日も最後まで読んでくださってありがとうございます🥰