やっぱり戦隊が好き

Love Super Sentai, after all!

超獣戦隊ライブマン 第1話「友よ君達はなぜ?!」

今日からライブマンを観ます~!

学友たちの離反や死というショッキングな出だしから始まることでおなじみのライブマン。件のシーンは短い時間ながらも、科学アカデミアの概要、月形・仙田・尾村が不満を抱えていた様子、勇介・丈・めぐみ・卓二・麻理の仲が良く、同じ目標に向かって希望に燃えていた様子がつめこまれていて、世界観がよくわかります。それだけに、卓二と麻理が月形に撃たれて絶命するシーンがとても辛いんですよね。何度観ても「どうしてこうなった……」と頭を抱えてしまいます。

二年の時を経て、スペースアカデミア号の打ち上げの日。卓二と麻理の墓前で、めぐみが星博士に「この二人をスペースアカデミア号に乗せてください」と写真を託すところでぼろぼろ泣きます。めぐみの優しさがよく表れていてとてもあたたかい気持ちになるだけに、直後のボルトの攻撃でスペースアカデミア号が無残に破壊されるシーンでまた頭を抱えることになります。落差が激しくて絶望的な気持ちになるんだ……。

勇介・丈・めぐみが、ボルトの一員となったかつての学友たちと再会するシーンでの月形=ドクター・ケンプの「ほう、下等生物は生命力が強いな」というセリフの完成度の高さにも思わず唸ります。この一言にケンプの人となりがぎゅっと詰まっているようで。

月形たちに二年の月日があったように、勇介たちにも戦いの準備をする時間はあった、というわけで、強化スーツを身につけライブマンへの初変身をしますが、第1話はかなりピンチの状態のまま終わるので、次回への期待が否応なく高まります。

* * *

個人的には、ライブマンはリアルタイムで観ていた記憶のある作品なので、とっても思い入れがあります。数年前、30周年のイベントに参加する前に一度全部おさらいしたので、これまで観てきた作品よりも記憶に新しい部分もあるかもです。

放送当時はどうやら地元の遊園地のショーにも行っていたようで、顔出しパネルにおさまってドヤ顔している写真なんかも残っていたり。
中でも、ブルードルフィンが大好きでした。ヒロインだったから、というのもあるでしょうが、たぶん女の子が「青」っていうのが嬉しかったんだと思います。
私が幼い頃は「女の子は赤やピンク」っていうのがまだまだ世間の"当たり前"だった時代でしたが、私はその頃からひねくれていたのか青や水色みたいな寒色系の方が好きでして。幼いなりに「私の好きなのってなんかおかしいのかな……?」と思っていた私にとって、ブルードルフィンは「女の子が青でもいいんだ」って思わせてくれた素敵な存在です。
好きすぎて、年の離れた姉に自転車乗りながら両手離してみてくれと無茶ぶりしたことは反省しておりますが……。めっちゃがんばって一瞬やってくれた。ありがとう、姉……。

そんな感じで幼少時からのクソデカ感情をこじらせているので、たまに感想がめぐみのことに偏りがちになるかもしれませんが、あたたかく見守っていただければ幸いです😌

今日も最後まで読んでくださってありがとうございます🥰