やっぱり戦隊が好き

Love Super Sentai, after all!

忍者戦隊カクレンジャー 第53話「封印!!」

最終回です。

大魔王と最後の戦いに挑むカクレンジャーでしたが、三神将からストップがかかります。
人間の憎しみから生まれた大魔王を斬れば、ヤマンバを倒したことで一度は消えた憎しみの力が再び人間に戻り、滅んだ妖怪たちも復活してしまうのだとか。大魔王を封印の扉の中へと閉じこめるようにと、カクレンジャーは変化まで解かれてしまいました。

三神将、最後の最後にすごい無茶ぶりしてくるじゃん……?

人々には見えない大魔王を街の中で追うカクレンジャーのシーンは、最終決戦としてはちょっと珍しい雰囲気でした。

苦悩するカクレンジャーでしたが、憎しみや怒りを完全に消すことができないように、人間の憎しみの化身である大魔王を倒すことはできないのだと気づきます。封印の扉とは、憎しみや怒りなどの負の感情を心の奥底へとしまいこむ人の心の扉なのだとか。そうだったんだ……。

最後の試練を乗り越えたカクレンジャーは、変化して大魔王を生け捕りにするための最後の戦いへと突入します。花のくノ一組が猫の姿に戻ったり、大魔王がちょっとだけ巨大化したりしますが、基本的には扉の奥へと大魔王を押しこむ作業です(言い方)。

五人がかりで押しこんで扉を閉め、ドロンチェンジャーで封印。戦いが終わったカクレンジャーたちの晴れ晴れとした顔は、観ているこちらも気持ちがいいです。

大魔王は人間がいる限り必ずよみがえると言っていますし、扉の中で妖怪たちも復活を狙っているようだったので、またいつか、何世代か後に封印が解かれてしまうこともあるのかもしれませんね……。

しばらくは気ままな旅をする、とネコマルで再び走り去っていくのも、カクレンジャーらしい終わり方でした。

* * *

全53話と少し長めでしたが、あっという間に観終わったような感覚です。最初はバラバラだった五人がだんだんとヒーローらしく成長していく姿を見守るような気持ちで観ていたのかも。独創的な妖怪のデザインも、毎回楽しかったなぁ~😊

明日からはオーレンジャーを観ていきます。久しぶりの軍事組織系戦隊で、カクレンジャーとはがらっと雰囲気が変わりそうですね🤭

今日も最後まで読んでくださってありがとうございます🥰