妖怪チョウチンコゾウは、世の中を混乱に陥れるため、現世に未練のある凶暴なゴーストを選りすぐってよみがえらせました。ところが、5体のうち1体は見るからに無害そうなおじいちゃん。
いじめられっこの孫・進也くんを心配するあまり、殺人鬼ゴーストを押し退けてよみがえったというおじいちゃんは、孫に会いたいと熱望。ニンジャマンもそれを後押ししようとしますが、セイカイは二人を制止。
死んだ人がこの世のことに関わってはいけない、おじいさんがそばにいたら進也くんはいつまでたっても弱虫のまま、と正論を展開するキリッとしたセイカイが見られる貴重なシーンです。
おじいちゃんゴーストと本来よみがえらせるはずだった殺人鬼ゴーストを入れ替えたいチョウチンコゾウは、おじいちゃんをおびき寄せるために進也くんを誘拐。カクレンジャーの活躍で彼は救出されたものの、チョウチンコゾウの近くに大切な形見の時計を落としてきてしまいました。
時計を拾うために皆を振り切って駆け出す進也くん。ドロドロにつかまっても腕にかみついて切り抜け、無我夢中の様子です。
なにせ「孫に会いたい一心で殺人鬼ゴーストを押し退けてこの世によみがえった」という意志の強さをお持ちのおじいちゃんの孫なのですから、進也くんも大切なもののためには危険の中にもつっこんでいく気概の持ち主だったんですね💪
なんとか時計を取り戻した進也くんは、この出来事を通して自分の秘めていた強さに気がついたようです。
頼もしい孫の姿に安心し別れを覚悟したおじいちゃんゴーストが、カクレンジャーのためにチョウチンコゾウたちに特攻をかけるシーンは落涙必至😭
おじいちゃんと進也くんが直接会うことはなかったけれど、止まっていた形見の時計が動き出したことが未来へ進めというメッセージになっている……というラストシーンも温かい気持ちになれました😊好きなエピソードです✨
今日も最後まで読んでくださってありがとうございます🥰