リエがバイラムの幹部となってしまったことを知り、様子がおかしくなってしまった竜。そんな竜を放っておけない凱。これまで散々ぶつかり合ってきた2人の間が、実は熱い友情で結ばれていたとわかる激熱エピソードです。
* * *
マリアの正体がリエだとわかって以降、心を閉ざしてしまった竜。雷太やアコ、長官の声も届かず、ただただ現実を拒否しているようでした。
いつでもリーダー然として周りのメンバーにもたびたび「公私を混同するな」と言っていた竜だけに、壊れてしまった姿がより痛々しかった……。
凱と香に対して、そこにいないリエを笑顔で紹介するシーンは、壊れ具合が極まっていましたね。「ああ、この人ヤバい状態になっちゃってるなぁ……」っていう空気感がひしひし伝わってきて、ちょっと怖いとすら思いました。
* * *
この話は、竜に対する凱の態度も興味深かった。雷太たちから竜の状態を聞かされた時も、はじめは突き放すようでしたが、雷太が「いつも偉そうなこと言ってる割に、てんで情けないんだ」と呟くと(ここの雷太の寂しげな呟きもすごく良かった)、「竜をけなしていいのは俺だけだ!」と突然ぶち切れるという、謎のライバルマウントを発揮。結局なんやかんやで認めているんだよな……。
リエの幻影にとらわれて戦いに向かうことを拒否する竜に対しても、掴みかかって殴るのかと思いきや、ぐっと抱きしめて「好きにしろ!だが俺は待ってる……俺たちはお前を待ってるぞ!」と檄を飛ばす凱。あっっっついです!!!
* * *
理性を取り戻した竜は、マリアのことは一旦置いておき、ジェットマンとして他のメンバーとともに魔神との戦いに向かいます。爆発の中怯むことなく悠然と歩いてくるヒーローの絵面は特オタが好きなやつ……!そして、変身前の姿で攻撃を受け、爆炎がおさまるとそこに変身後の姿が……っていう演出も特オタが好きなやつ……!!激熱のあっつあつでした🔥
なんやかんやで5人の絆がより深まり、ぐっときたところで流れる次回予告が「ゴキブリだ」なんですよ。落差ァ……!!
今日も最後まで読んでくださってありがとうございます🥰