第83話です。
黒十字城に対抗できる要塞を開発するイーグル計画が進む中、研究者の1人・川辺教授がダイガー仮面に襲われ負傷してしまいました。
他の研究者たちも狙われる可能性がある、と警戒を強める中、ペギーが出くわしたのは、北海道支部時代の上官であり、黒十字軍の襲撃時に死んだと思われていた醍醐次郎。上官、というか、明らかに恋仲でしたね。2人きりの時は下の名前で呼ぶ約束とか言ってましたもんね。おおおおペギー!!!
しかし、次郎こそがダイガー仮面。自宅に招いたペギーを催眠状態にし、イーグル計画を進めている研究所の場所を聞き出し襲撃を進めます。
現場に落ちていたライター(かつてペギーがプレゼントしたもの)から、次郎が黒十字軍とつながっている可能性に気づくペギー。ショックのあまり崩れ落ちそうになるシーンは、ペギーの哀しくも美しい表情に惚れ惚れします。
イーグル計画に関わる広木教授の暗殺を目論む次郎のもとへ、決意を固めたペギーが。「君に僕が撃てるかな」と詰め寄る次郎に向かって、目を背けながらも発砲するペギーのシーンがぐっときます。
ダイガー仮面を倒した後、ライターを海城から渡されてもそれを拒み、「いらないわ、すべて終わったのよ」とつぶやくペギーの美しいこと……強い……。
最終回の直前にこのエピソードをぶっこんでくる構成もすごいなぁ、と思ったのでした。