第49話です。
ヨーロッパ某国で開発されたロボット・フランケン1号。高熱や放射能にも耐え、人間には不可能な作業も任せられると期待されるのですが、黒十字軍もまたゴレンジャーハリケーンにも耐えられる戦力になる、とフランケン1号の入手を狙っています。
その設計を学びフランスから帰国したペギーと明日香はつの骨仮面の罠にかかり、黒十字軍の用意した施設をイーグル中央研究所と信じ込んで、フランケン1号をつくり始めてしまいます。完成間近になって、騙されていたことに気づいたペギーたちは、ひと芝居うって脱出に成功。海城たちも駆けつけ、つの骨仮面を倒したのでした。
ペギーたちをイーグルの研究所にいると信じ込ませるために、音声変換装置まで用意した黒十字軍。火の山仮面は江戸川総司令を装ってペギーに指示をするなど、用意周到な面を見せていました。一方、その装置すごいっすね使ってみたいっす、みたいなノリで装置を使ってペギーの真似をして火の山仮面から叱られるつの骨仮面は、しょーもないやつだけど上から可愛がられそうなタイプだな、って思いました。なんとなく世渡り上手そう。
ゴレンジャーとの戦闘でも、ミドメランを受けて一度首が落ちてしまい(骨なのでかんたんにとれるみたいです)、戻るときに前後逆にくっついて前が見えずあわあわするなど、くすっと笑える要素をちょいちょいはさみこんだ憎めないやつでした。
最後はゴレンジャーハリケーン・ドクロでドクロになったエンドボールが頭部にはまってそのまま爆死するという壮絶な最期をとげました。
……なんかつの骨仮面の感想ばかりになってしまいました。ストーリーに大きな動きのないときは、どうしても怪人の感想になりがちですね……。