ヒュウガが戻ってきたことを歓迎するムードの中、リョウマは一人だけ浮かない様子。神妙な様子で出かけていく二人を見て、仲間たちは「リョウマは星獣剣をヒュウガに返そうとしているのでは」と気を揉みます。
もともと星獣剣を受け継いだのはヒュウガなので、彼が戻ってきたのなら星獣剣は返すべき……とリョウマの性格からすると考えてしまいそうなのは、仲間たちもよーくわかっているようです。
ところが、魔人ワンガワンガとの戦いの中リョウマは「俺にこのまま星獣剣の戦士として、戦わせてくれないか」と思いがけない提案をするのでした。
前の俺なら、こんなこと考えもしなかった。でも、今なら言える。俺、戦っていけると思うんだ。星獣剣の戦士として、バルバンを倒したいんだ!
このリョウマのセリフには、ヒュウガも意外そうでしたが、観ているこちらも驚かされました。リョウマがいつの間にか立派に成長していて、これは泣いてしまう……!
お前がひとことでも「返す」と言えば、俺は取り上げるつもりだった。お前はもう俺の代わりなんかじゃない。ギンガレッドはお前だよ。ハヤテたちにとってもな。
このヒュウガの返しも秀逸。ヒュウガの口からはっきりと、「リョウマはヒュウガの代わりではない」と示してくれたことは、リョウマにとってかなり大きなポイントになったんじゃないかなぁと思います。
ギンガレッドをリョウマに任せたヒュウガが、黒騎士ブルブラックの力を受け継いで、二代目黒騎士となる展開も熱いです。ゴウタウラスがちゃんと地球での仲間を見つけられたことがうれしい……!
今回はリョウマとヒュウガの関係にスポットが当たったお話でしたが、ヒュウガが他のメンバーとどう関わっていくのかも楽しみです。特に、これまで年上組の中でもしっかり者ポジションだったハヤテに年長者のヒュウガがどんな影響を与えるのか、とか……😌
今日も最後まで読んでくださってありがとうございます😊