やっぱり戦隊が好き

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星獣戦隊ギンガマン 第十九章「復讐の騎士」

バルバンへの復讐に燃える黒騎士。彼が故郷のタウラス星をバルバンに滅ぼされ、目の前で弟クランツを殺されていた壮絶な過去が明らかになります。

ギンガマンの5人も、故郷を失った自分たちと似ていると一定の理解を示すものの、バルバンを倒すためなら一般人を戦いに巻きこむこともいとわない黒騎士のやり方には疑問を抱きます。

リョウマは、ただ怒りに我を忘れていただけだと思う、と黒騎士をフォローするようなことも言っていたんですよね。どこまでも人がいい……。

砂爆盗が少女を人質にとったときも、構わず攻撃しようとする黒騎士を止めようと必死に食らいつくギンガレッドが印象的でした。「ここであの子を見捨てれば、どう戦おうとそれはバルバンと同じだ!」というリョウマの言葉が黒騎士に響いているといいな。

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今回は、黒騎士の相棒・重星獣ゴウタウラスが登場します。地響きを上げ、土煙とともに泰然と進む巨大なバッファロー型の星獣……絵面が最高すぎるんですよね……!

黒騎士が巨大化して重騎士ブルブラックとなったのには「いやお前がでかくなるんかい」とつっこまずにはいられないのですが、マントがないせいか、なんだかシュッとして見えます。これはこれでかっこいい。

さらに「機獣合身」の呼びかけを合図にゴウタウラスが立ち上がって変形し、合身獣士ブルタウラスとなるのですが、このシーンでの『荒ぶる! 合身獣士ブルタウラス』の流れ方が完璧すぎて拍手喝采スタンディングオベーション👏👏👏合体プロセスや技を出すタイミングと歌詞がマッチして、興奮必至です。挿入歌の使い方として、大好きなパターンでした!

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バルバンを敵とする者同士一緒に戦えないか、とギンガマンは提案しますが、黒騎士は拒否。単に戦力アップというだけでなくて、手段を選ばない戦い方はバルバンと同じところへ堕ちてしまうから、そうなる前に黒騎士を止めてあげたいのかな……ってリョウマの優しさがあったのかな。

年上組やサヤは黙って黒騎士を見送るのですが、ヒカルは自分たちも故郷をなくしているし、リョウマは兄を殺されているのだと明かします。「それでも、お前みたいな戦い方するもんかよ、絶対!」ってヒカルの言葉で泣いちゃう……。やんちゃなところもあるけど、こういうところはちゃんと”戦士”なんですよね……🥲

今日も最後まで読んでくださってありがとうございます😊