最終回です。脱皮して銀河超獣となったバルガイヤーとファイブマンとの壮絶な戦いが描かれます。その中で両親と言葉を交わす時間があったり、メドーの正体、ガロアやドンゴロスの最期も描かれていて、盛りだくさんなラストエピソードです。
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とにかく印象的だったのが、脱皮したバルガイヤーの巨大さ。マックスマグマもかなり大きいはずでしたが、それをはるかに上回る大きさ、そして強さで、ラスボスとしては申し分ないなぁと謎の納得感を噛みしめながら観ていました。
そのバルガイヤーがシドンの花に弱いらしいという情報が遠く離れた星にいる両親から得られます。タツヤくんが必死で守り抜いた最後の一株を持ってバルガイヤーへ侵入。これ、タツヤくんがシドンの花を諦めてたら地球終わってたってことですよね……タツヤくんMVPなのでは……!
バルガイヤーの中でファイブマンやガロアたちは一人の女性の遺体を目の当たりにするのですが、それがメドー様の正体だったんですね。バルガイヤーからの求愛を拒んで死に追いやられた女性が、棺に納められバルガイヤーの内部でずっと眠っていたのです。メドーの思念が「私をバルガイヤーから出してください!」と叫んでいましたが、そりゃあバルガイヤーから求愛されたあげく、死んでからもその内部に取り込まれていたら嫌すぎるよなぁ……。美しいメドーの亡骸が一瞬で朽ちていく絵面にはぞっとさせられましたが、彼女の魂だけでもなんとか安らかに眠れることを祈ります😥
メドーの魂が抜けたことで弱体化したバルガイヤーは、ファイブマンに倒され、その内部に残っていたガロアとドンゴロスも共に絶命したようです。ガロアは最期まで艦長の座にこだわり、ドンゴロスは集めた金にこだわり……それぞれに、らしい最期でした。
戦いの後は、ゾーンに滅ぼされた星を美しくよみがえらせるため宇宙へと旅立つ決心をした学たち兄弟と子供たちとの別れが描かれます。ここで子供たちが歌う『仰げば尊し』が最高に泣けるんだ……!!ラストに流れるEDで2番の歌詞を流すのもぐっときます。
地球の子供たちとのお別れは悲しいですが、宇宙を旅する星川兄弟がきっとそう遠くないうちに両親とも再会できるんだろうな、と希望に満ちた終わり方で、素敵でした✨
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ファイブマンの余韻に浸りつつ、明日からはジェットマンを観ていくのですが……毎週ドンブラで井上脚本を浴びているこの年にジェットマンを観ることに、タイミングの妙を感じております……!
今日も最後まで読んでくださってありがとうございます🥰