第47話です。
これまで多くの作戦の指揮をとってきたカー将軍が自ら出撃することになりました。いつも敵本拠地にいる幹部が外へ出てくると、ぐんと終盤感が増しますね。
ドクガスイタチの猛毒ガスで人々を葬る作戦のはずが、ガスをあびた人は鼻がのびたり角がはえたり……。南郷さんも耳が大きくなっちゃいました。これにはジャシンカ側もびっくりでしたが、「うむ、ひとまず退け!」と一切うろたえるそぶりを見せず撤収するカー将軍、素敵です。
どうやらガスの生成段階で手違いがあったようです。大きな耳の南郷を前にして、他の4人も困惑ぎみ。困り果てた竜さんのつぶやきがかわいかったです。
ほんとにな。
今回は、ここから徐々にお話が動いていく感満載でした。
まずは、夢野博士の行動の変化です。毒ガスのもとをつきとめるよう指示し具体的な地名まで指定したものの、弾に理由をきかれて言葉を濁してしまいました。何か知っているのは明らかなのですが……。お話の終盤では姿も消してしまいました。どうしちゃったの博士ー!
そして、レトロ遺伝子の存在。
カー将軍は、毒ガスをつくる過程で洞窟の水滴に含まれたレトロ遺伝子がまざったことに気づきます。細胞を増やすはたらきがあり、有尾人の尻尾を増やすことにもつながるというレトロ遺伝子のことを知りキメラたちも狂喜しますが、それを狙うのはカー将軍だけではありません。
ひそかにゼノビアとダークナイトが手を組み、レトロ遺伝子を奪うよう暗躍。今回は失敗しましたが、ジャシンカ帝国内の亀裂が少しずつ拡がっているようです。
なんだか終盤っぽくなってきました。終わってしまうのは寂しいけれど、物語が盛り上がっていく感じは何ともいえない高揚感がありますね!
こういうとき次の話も観たくなるんですが、1日1話ですからね……ジレンマ……!