第44話です。
パワフルに地面を掘り返すショベルコングが電話線を次々と切断し、街を混乱に陥れます。ジャシンカの次なる作戦は、マグマエネルギーをこめたマグマ爆弾で街を破壊すること。山奥の洞窟で大量の爆弾をひそかにつくりはじめたのです。
そんな折、ダイナマンの前に右目に眼帯をした仙人のような老人が現れました。老人を追った先で風景を写生する少女・ミツコと出会った弾ですが、さらに追跡を進めるうちショベルコングの攻撃でブレスを破壊されてしまいました。
負傷した弾を見つけたミツコに助けられたものの、彼女もジャシンカに捕まってしまいます。「この子がどうなってもいいの?」とわかりやすい悪役ゼリフとともに高所から見下ろすキメラの表情がいい。うん、とてもいい。作品も終盤になってきましたので、悪の華っぷりが堂に入っていらっしゃいます。
変身できない弾のピンチを救ったのは謎の老人でしたが、弾が背を向けたとたんに襲いかかってきました。ちょうど星川たちも駆けつけ新しいブレスも届いたところで(スペアのブレス割とすぐ届けられるよね)老人を追う弾。老人はダークナイトだったのです。あぁ、だから右目に眼帯……。そこでダークナイトと対峙した弾さんのひとこと。
ねぇねぇ、そろそろ気づこう??
ダークナイトの目的は、マグマ爆弾をつくる洞窟へと弾を誘導することだったようです。ダイナマンとジャシンカ、どちらにも与しないスタンスでひっかきまわすポジションなのがおもしろいですね。たまにかまってちゃんに見えるけど。
ショベルコングを倒した後は、ミツコちゃんの絵のモデルになる弾さんとそれを冷やかすみんなのわちゃわちゃしたシーンにほっこりです。ミツコちゃん、人物画もいけるんか。