第40話です。
人々から言葉を奪って人間社会を混乱に陥れる作戦に出たジャシンカ。そんな中で、口のきけない少女と星川が出会います。
* * *
今回のメカシンカは、ワープロアルマジロ。懐かしのワープロ!当時は最先端だったのでしょうか。指定した文字を喋った者に対して、言葉反応装置が作動して衝撃波が発せられるということで、話すことに怯える人々はマスクで口元を覆い筆談で会話していました。
とある少女が、人気のない倉庫へと入っていくメカシンカの姿を見かけ星川に伝えようとしましたが、彼女はもともと話すことができない様子。必死に手話で訴えるのですが、星川には全く伝わりません。
というか、レイに言われるまで星川や夢野博士も手話について知らなかったようでした。当時はそういう世情だったんでしょうか。40年近く経ってから観ると、さすがにギャップを感じます。
さらわれてしまった少女を助けに向かった星川が、手話で伝えたメッセージが印象的だったので今日のひとことはこれ。
レイに手話を教わったのでしょうか。星川からのメッセージを受けとって、少女が笑みを浮かべて大きくうなずくシーンにじんわり感動しました。ちゃんと意思疎通できて良かった。
普段なにげなく使っている言葉のありがたさに気づかされたお話でした。