第50話です。
このところベーダー怪物が現れず、ダストラーが攻撃の主体となっていることに疑問を感じるデンジマン。彼らもベーダー一族に異変が起こっていることに気づいているようです。
一方、ベーダー城では玉座にふんぞり返るバンリキ魔王がヘドリアン女王たちをかしずかせていました。女王さま、おいたわしや…。
そんな中特攻を命じられたヘドラー将軍が、電子戦隊と刺し違えるなら本望と出撃しますが、結局それも失敗に終わりました。
ベーダー一族の皆さんがことごとく虐げられていて、敵なのに応援したくなってしまうふしぎ現象です。
バンリキモンスの念力に苦戦するデンジマンの様子を城から見ていた将軍は、ベーダーの剣を授けるよう女王に乞います。電子戦隊を倒すのはバンリキ魔王たちではなくベーダーでなければならない、との強い意志に剣を授けることを了承した女王。
剣を抜いた将軍は巨大化しダイデンジンと戦いましたが、電子満月斬りに一刀両断されたのでした。
序盤に将軍が特攻へ向かうときも、剣を授けてほしいと乞われたときも、ヘドリアン女王がとても苦悩している様子だったのが印象的です。私はどちらかというとお互いを蹴落とすタイプの敵組織より結束力の高いタイプの方が好きなので、ベーダーはかなり好きな方かもしれません。
夕陽を見つめる赤城たち5人の姿で本編が終了しますが、次回はいよいよ最終回です。寂しいなぁ……。