第17話です。
地球の野球がなまぬるい、とおかんむりのご様子のヘドリアン女王。ベーダー星の危険な遊戯・ベーダー野球を広めるべくデッドボーラーを送り出し、高校球児やプロ野球選手を次々と再起不能にしてしまいます。
次の標的にされたスター選手・玉木をガードするデンジマンたちは、デッドボーラーに玉木をやっつけてほしいと依頼する少年・球太と出会いました。彼の兄・草間が、玉木の打球を頭に受けて選手生命を絶たれたことを恨んでいたのです。
球太を気にかけていた青梅が彼を病院に連れていくと、そこには草間のリハビリを手助けする玉木の姿がありました。学生時代から切磋琢磨してきた2人の間に、恨み恨まれという感情はなかったようです。その光景を見て考えを改めた球太は、デッドボーラーによる玉木の襲撃計画があることを打ち明けるのでした。
ベタな展開とはいえ、玉木と草間の友情にぐっときました。自分の選手生命は絶たれてしまったけれど、玉木を恨むことはせず既に前を向いている草間が、何かもう……まぶしいです。年々涙腺が緩くなっていけねぇや……。
何だかデンジマンのことをあまり書いていませんが、たまにはそんな回もあるのです。