第9話です。
美しいものを描く画家たちの抹殺を目論むベーダーは、売れない画家の風間雄一に目をつけます。風間が電話をかけた相手のもとへ、デンワラーが現れて命を奪っていくのです。
自分の作品を否定されていたこともあって、初めこそ相手の画家に恨みを込めて電話をかけていた風間ですが、次第に罪の意識に苛まれるようになりました。
そんな風間はあきらへ想いを寄せていたようでしたが、美しいあきらをモデルに絵を描いたことでベーダーの標的にされ、殺されてしまいました。それも妹の目の前でですよ……おぉぉ……。
憎しみで暗い絵ばかりを描いていた風間が、愛をもって描いたただ1枚の絵があきらの絵だった、と美しく切なくお話をしめるところなのですが、正直その絵もちょっと怖くて、画面に映された瞬間「お、おぅ……」となってしまいました。普段の作風って大事。