このサブタイトル、すごく好きなんですよね……。ラストシーンの映像が浮かんでくるようで。
というわけで、陣のラストエピソード。
亮にかくまわれながら次第に心を開いていくあたりは、これまでに見られなかった陣の一面が見られたようでした。
自分が餓狼鬼となって人々を襲っているのではないかと察し、自分が拳士でなく怪物となったときには殺してくれと亮に頼むところは、互いに強さを認め合った仲だからこその信頼関係が表れていてぐっときます。
餓狼鬼が分離してからの、亮と陣の共闘シーンも熱かった。
亮のもとを去った陣に迫る、ザイドスとコットポトロたち。夕日をバックにした戦闘シーンなんて、どの時代も映えるものだって決まってるんですよ……!
そしてラストは、陣がどうなったかはっきりと描かれてはいないものの、これはまず助からないだろう……と思わせる一斉射撃の音と砂にまみれていくコインで終わる、というなんとも味のあるお話でした。広瀬さんのキャラは壮絶な最期が似合う……。
今日も最後まで読んでくださってありがとうございます🥰