やっぱり戦隊が好き

Love Super Sentai, after all!

五星戦隊ダイレンジャー 第26話「嫌な嫌な嫌な奴」

的場 陣の初登場回です。
闇空手・豹牙流邪心拳の使い手であり、己が強さを追い求め名だたる格闘家たちを次々と倒していく男。活人拳を謳う亮への鼻持ちならない態度、黒い皮手袋に覆われた左手に隠された亡き師との壮絶な過去、師の娘・亜紀と恋仲であったことを匂わせるやりとり……井上御大脚本のライバルキャラのエッセンスがこれでもかと濃縮されたような強いキャラクター性です。10倍希釈してもなお濃い

そして演じるのは、戦隊シリーズでも何度も敵キャラを演じてこられた広瀬 匠(現:広瀬 裕)さん。とんでもなく濃厚です。これは間違いありませんわぁ……。

* * *

陣の凶行の場に遭遇してしまった亮が、それを止めようと割って入ったのが二人の因縁のはじまり。これまでの亮はあまり個人の勝ち負けにこだわる印象がなかったので、自分が負けることに対して動揺するのが意外でしたが、強さの証明のためなら人の命をなんとも思わない陣の態度が許せなかった、という面もあるでしょうか。

並行して、ゴーマ怪人・壷道人との戦いも描かれます。
あらゆる衝撃を吸収する弾力ボディのためダイレンジャーの拳法が通じず、こちらも苦戦。亮以外の四人で対策のため修行に励みますが、そこへ現れた壷道人にホウオウレンジャーが吸いこまれてしまいました。

陣と再戦した亮も、豹牙流奥義・邪神風拳でぼっこぼこにされ倒れ伏してしまいました。

なんとも大変な状況で次回に続くことになってしまいました。

今日も最後まで読んでくださってありがとうございます🥰