今回は、なんといっても初登場のゴーマ十五世が印象的。白塗りメイクで、年老いているようですがぱっと見年齢は不詳。のほほんとした仕草に、甲高い声で優しげな口調で喋りますが、それが逆に底が知れず不気味さ増し増しです。
シャダムや田豊将軍という幹部クラスの者たちでさえ、謁見の際には仮面をつけなければならない掟もあるらしいとうかがえますし、シャダムたちの足場が柱のようにせり上がっていった先の空間にぽつんと座している姿とか、異様な雰囲気が記憶に残ります~。
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ストーリーとしては、香澄とその母のいざこざが、コウに母への憎しみを抱かせゴーマへ引き込もうとしていた阿古丸の策略だったことが判明。香澄の母はネックレス官女が人間に化けた姿、そして香澄の正体は阿古丸でした。
直前まで香澄の手を握っていたコウに対して「僕の手を握ってどきどきしたかい?」って嘲笑う阿古丸……子供ながらに末恐ろしい悪役っぷりです。好きだ……💘
一度は憎しみに塗りつぶされそうだったコウの母への想いもなんとかもちこたえ、闇落ちはまぬがれました。
キバレンジャーの正体がコウだと知っているのは、味方側では現段階で道士・嘉挧のみ。亮たち五人にとっては、突然リンの弟になるって言って一緒に住み始めた憎めないいたずらっ子、くらいの感覚なんでしょうか(笑)。特に、将児は弟のように気にかけているみたいで、ちょいちょい兄貴面しているのが微笑ましいです。
五人とコウの関係がどう変化していくのかも、楽しみなポイントです😊
今日も最後まで読んでくださってありがとうございます🥰