前回から続くエピソードです。
はじめに将児が人形に襲われた、と言い出したときの各々の反応を見ていたという道士・嘉挧。試すような発言に、自分たちはついこの間まで素人だったのに……と後ろ向きな態度になってしまう将児たちでしたが、そんな仲間たちを見て大五は「気に喰わねぇ」と不満を露にします。
大五がこんな言葉遣いをするなんて意外……というか、すごく抑えた言い方だったけど、きっと心の中ではブチ切れていたんだろうなぁ、という言い方でした。やっぱり、怒らせちゃダメなタイプの人ですね、大五さん。
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鍵道化師との再戦の前、ダイレンジャーの五人は道士・嘉挧の力で意識だけを中国の奥地、かつてダオス文明の栄えた地へと飛ばします。
遥か昔に栄えた文明は、妖力を操るゴーマの起こした内乱をきっかけに次第に衰退し、滅びていったのだそう。砂に埋もれた壁画に描かれた龍や獅子、天馬、麒麟、鳳凰だとか、"古代文明"、"遺跡"のようなキーワードにわかりやすくときめいてしまう人間なので、このあたりの描写がたまりません(笑)。好きでしかない……!
復活したゴーマによって支配された未来のイメージ映像を見せられた五人は、自分たちの甘さを痛感し、改めて戦いを決意します。
昨日まで素人だった、と卑下していたときとは違う凛々しい表情の五人は、まだ4話なのに「えっっ、クライマックスかな??」と思ってしまうほど。ヒーローってすごいな……!
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街で暴れる人形を追う中、一人鍵道化師の元へと辿り着き戦っていたシシレンジャーでしたが、そこへ龍星王に乗ったリュウレンジャーをはじめ仲間たちが駆けつけるシーンもお気に入りです。今度こそ間に合った、というのが3話との対比になっていて、熱い……!
名乗りの「天に輝く五つ星」はシシの担当。こうやって名乗りのワンフレーズが回ごとに替わるパターン……わたし、好きです……💘
序盤にして、五人の成長が感じられたエピソードでした。
今日も最後まで読んでくださってありがとうございます🥰