やっぱり戦隊が好き

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電撃戦隊チェンジマン 第53話「炎のアハメス!」

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はい、アハメス様の退場回です。
覚悟して観たつもりでしたが、涙だばだばでした。つらい。

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まず冒頭、ブーバもシーマもゲーターもいないゴズマ―ド内で独りになってしまったことをかみしめるアハメス様のお顔がただただ美しい。寂寥感というより、どこか呆然とするような表情。

からの、宇宙獣士メーズとなり地球守備隊基地へ攻め込む最強感。パワーバズーカもきかず、チェンジマンの強化服もこれまでにないようなダメージを受けていました。強いです。

アマゾ星を再興させるという凄まじい執念からなのか、宇宙獣士の姿からアハメス様が分離していました。そのために弱体化してしまったともいえるのですが、最期が美しいお姿でよかったとも……。

地球守備隊の基地内部へ侵入し、高笑いをしながら破壊していく様は恐ろしさと哀しさが同時に突き上げてくるような、記憶に残るシーンです。
炎の中で笑いながら涙を流し、最期までアマゾ星を返してほしいとバズーに懇願して散っていくアハメス様の姿は忘れられそうにありません。こんなの泣かずに観られるわけないじゃないですかぁぁぁ……。

アハメス様も、もとはバズーに奪われた故郷を取り戻したかっただけの人。確かに、狡猾な面もありましたけど、どこでどうかけ違えてしまったのかなぁ……。

しばらく余韻が残りそうなエピソードでした。

* * *

今回は、これまでチェンジマンを導いてきた伊吹長官が、実は異星人だったことが明らかになった回でもあります。
ここ数話のエピソードで、ワラジーの吹く笛の音にじっと聞き入っていたり、故郷に還りたいというシーマの願いをテレパシーで感じとったり、とヒントになるようなシーンが少しずつはさまれてからのこのネタばらしは見事な流れだなぁと思います。皆大好き伏線回収!

地球人であるチェンジマンや地球守備隊と、長官やナナちゃん、シーマにゲーター一家という異星人たち。皆でゴズマに立ち向かっていくという構図になってまいりました。

残り2話、いやが上にも盛り上がりますねー!