やっぱり戦隊が好き

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電撃戦隊チェンジマン 第52話「ブーバ地球に死す」

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サブタイトルの通りです。なんですが。
もおおおお何で新年早々この回なんだよおおおおぉぉぉ!!!

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細かい説明はいたしません。神回という言葉すら陳腐に聞こえてしまうような伝説のエピソード。

夕日をバックにチェンジドラゴンとブーバが戦うシーンはあまりにも有名ですね。
(Gロッソのゴーカイジャーショーでの再現も熱かった……)

一騎打ちシーンもかっこよければ散り際もかっこいい。そんな回なので、観てください。ぜひ。

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……これだけではあまりにもアレなので、一応補足を。

ゲーターの離脱で心が揺れていたシーマに気づいたブーバは、アハメスの作戦に利用されて命の危機にさらされていた彼女を救うべく、シーマを斬ったと見せかけて仮死状態にします(かっこいい)。

作戦をつぶしたことをアハメスから責められるも、自分がチェンジマンを倒すと戦いに赴くブーバ。どのみちここで命を落とす覚悟だったのでしょうか(かっこいい)。

ドラゴンとの一騎打ちに敗れた後、シーマが蘇生。服装も変わり、声も本来の女性のものに。そんな彼女に「綺麗だぜ、やっぱりお前はお姫様だ」と声をかけるブーバ(かっこいいが極まってる)。

アハメスに対し敵意をむき出しにしゆっくりと足を進めながらも、力尽き爆散する壮絶な最期(かっこいい)。

郷愁に揺れるシーマを物陰から見ていた時「裏切っても行くところのあるやつはよい」と言っていたブーバ。宇宙海賊としての自由を取り戻したかった彼でしたが、最期はシーマを救うという自分の望みを叶え自由に行動することができたのでしょうか。こんな形でも、ゴズマの呪縛から解き放たれたのだと喜んであげるべきなのでしょうか。

「チェンジマンの好敵手、宇宙海賊ブーバ。地球に死す。年齢、不明。生年月日、不明。生まれた星も、不明」というナレーションが入るのですが、「生まれた星も」という部分まではやや機械的で淡々とした語り口なのに、最後の「不明」だけ少しトーンが落ちるところで急激な哀しみに襲われて今回ばかりはEDの明るいイントロをまともに聞くことができません。立ち止まりたくもなるし振り向きたくもなります。影山さんごめんなさい。

もともと毎日楽しく観ていたチェンジマンですが、終盤のたたみかけが凄まじいですね。いつの間にかあと3話!!