ワラジーの笛の音をゴズマに聞かせて、郷愁を誘う作戦に出たチェンジマン。
が、宇宙獣士ジャンとゲランの激しい攻撃に加え、笛を渡さないと無差別爆撃をしかけると脅され逆にピンチに陥ります。
息子ワラジーから笛をとりあげようとするゲーターが、ゴズマが勝てばナビ星に帰れると強く言っていた姿が印象的です。あぁ、これワラジーだけじゃなくて、半ば自分に向けても言い聞かせているよなぁ、と思ったり。
ワラジーも自分の役割の重要性を理解していて、笛を渡すまいと抵抗するのがえらい。ずいぶんたくましくなりましたね……!
そして、チェンジマンがピンチの時、何かと助けてくれるゾーリーさん超優秀です。できる奥さん。素敵。
ワラジーの必死の呼びかけも、結局父には通じず。「もう父ちゃんなんておらへん!!」と笛を投げ捨ててしまうシーンは涙腺にきました。あああああゲーターお前ってやつはああああ!!!
これ以上自分たちのことで迷惑をかけられない、とゾーリーたちがひっそり去っていくのも哀しいし、それをゲーターが密かに見ているのも哀しい。
「ワラジー一家の幸せも、遠くなるばかりであった」というナレーションも追い討ちをかけてきます。容赦ない。