イカルス星の生き残り、イカルスとその従者的な宇宙獣士ボーラが登場。幼い頃に星が滅びた後、星王バズーに養子として育てられていたのだとか。
チェンジマンに挑むも、さやかを見て動揺するイカルス。どうやら、星が滅びるときに死んでしまった母親に瓜二つだったようです。
五人を分断して一人ずつ倒す作戦をとるとかいってちゃっかりさやかをさらったあげく、イカルス星再興のために自分の妻になれと迫るイカルスいやちょっとお前さあ。
チェンジマンとして戦う使命があるからと拒むさやかに、地球を征服してここを第二のイカルス星とすればいい、などとのたまうイカルス。だめだ話が通じねぇ。
勝手にイカルス星の衣装にチェンジさせられたりといろいろぶっとんでいるのに、イカルスが間違っていること、どんなに小さく弱い星でも命の重さは変わらないということを説くさやかが輝いて見えました。うん女神かな。
結局、さやかを妻に迎えようとしていたことでバズーの怒りを買い、その攻撃からさやかをかばったことでイカルスは絶命。主人の死を知ったボーラの叫び声がすごく痛々しくて悲しいシーンでした。
もっと平和なときにイカルスに会えたら友達になれたかもしれない、と涙をこらえるさやかはどこまでも優しいですね……。友達になれたかどうかは、うん……ちょっとどうかな……。
無邪気な笑顔で母のもとへととびこんでいくイカルスのイメージ映像がやるせない終わり方でした。