地球に飛来したシガール星の菓子製造ロボットが、シンジ少年の願いをきいてお菓子の家を出現させました。ところが、宇宙獣士ゾルテがシガール星の菓子から何でも溶かすゾルテガスをつくるべく、ロボを奪おうと襲ってきます。
シガール星のお菓子を食べるとゾルテガスをつくれる、というピンポイントな設定がとってもシュールでおもしろいのですが、そのお菓子の家をゾルテと並んで食べているゴーストギルークの絵面はもっとシュールです。
あ、前回触れ忘れていましたが、ギルーク様がよみがえったことが明らかになりました。でも、まだすぐに体が消えてしまうようで、シガール星のお菓子を食べたら体が消えなくなるのでは、といって一生懸命お菓子の家を食べていました。おもしろい。
ゾルテガスをつくらせないよう、チェンジマンには菓子製造ロボットの破壊が命じられますが、誕生日をむかえる兄のためどうしてもお菓子の家を見せたいというシンジの願いを知り、大空がかばいます。大人になっても夢を持ち続ける少年的キャラということで、うってつけのポジションですね。
結局、菓子製造ロボットは故障の影響か綿菓子を降らせるのが精一杯でどこへともなく去っていきましたが、シンジの兄は喜んでいたようなので良かったです。
「心のどこかに子供時代の夢を持ち続けたいものだ」というほっこりとしたナレーションが流れる中、チェンジマンの五人が綿菓子を壮絶に奪い合っている終わり方が絶妙にいい味出していました!