サブタイトルでも明らかになっていますが、VRVロボが初登場する回。改造ブレーキングとVRVマシンやVRVファイター、そしてVRVロボの戦いがたっぷり描かれるお話です。
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VRVマシンでブレーキングを撃退したものの、RVロボは奪われたままという現状に不安を覚える恭介たち。再びリッチリッチハイカー教授に挑まれたらどうすれば、という五人の悩みに、VRVマスターは「赤いスイッチを押せ」と言い残して去ってしまいます。
VRVマスター、いちいち言動がキザで芝居がかっていて、いい味出てます。……たぶん実際に関わったら、もったいぶらずにはっきり説明しろよと思うんでしょうが。
まどろっこしい説明のみで行間を読むよう求めてくる初期ジェラミーと通じる部分があるかもしれない……。
そんなVRVマスターは、リッチリッチハイカー教授に襲われ、人質になってしまいました。改造ブレーキングに対抗すべくVRVマシンを呼び出したカーレンジャーですが、VRVマスターが人質となっているため思うように戦えず。
そこで「赤いスイッチを押せ」というVRVマスターの言葉を思い出したカーレンジャー。各々がスイッチを押すと、VRVマシンが人型のVRVファイターへと変型しました。
『絶対勝利だ! VRV』が流れながらの巨大戦では、マシンと人型とを自在に使いわけたトリッキーな戦い方で改造ブレーキングを圧倒。捕まっていたVRVマスターも解放されます。
さらに、青いスイッチを押すことでVRVファイターが合体してVRVロボに。必殺技のビクトリーツイスターで、改造ブレーキングとリッチリッチハイカー教授を撃破しました。
現・ボーゾック総長のリッチリッチハイカー教授が倒されたことを、前総長のガイナモは勤務先の焼き肉店で知ることになります。その側ではオイキムチの美味しさに感動するゾンネットが。この人たちすっかり地球生活を満喫しています。
そんな悪役たちのいとおしさもカーレンジャーの魅力のひとつです。
今日も最後まで読んでくださってありがとうございます🥰