発電所を襲って電気エネルギーを奪うサンダーメガスを撃退しようと戦うバイオマンでしたが、周辺に野鳥たちの貴重な生息地があるため思うように攻撃ができません。
このままでは戦えない、と郷は自分が囮となって発電所からサンダーメガスを引き離す作戦に出たのでした。
銃撃されても、川に落ちても、とにかく走り続けてギアの目を引きつける郷さん。
仲間たちも助けたいのをぐっとこらえて、充分に野鳥の住みかから離れるまで耐えていたのが印象的でした。
美しい地球を守りたい、という目的で戦っているバイオマンですから、そこに住む動物たちのことも最大限に気をつかって戦っているんですね。郷さんは鳥たちとも会話ができから、余計にだと思います。
手段を選ばず攻撃していたら、場合によっては悪役たちと同じかもしれない……ヒーローって難しいですね。
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ちなみに、そんな考えさせられる戦いの中、シルバはまた「バルジオンさえあれば」ってつぶやいて姿を消していました。
バルジオンが見つからないのに、バイオ粒子反応があるからって律義に戦いに顔出すところ、嫌いじゃないわ……!!