やっぱり戦隊が好き

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超電子バイオマン 第22話「大泥棒?! ブルー!」

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本日のあらすじ

南原は、ユカリという少女から祖父が持ち出してしまった黄金像を返してきてほしいと頼まれます。ある屋敷の蔵へと忍び込みますが見つかり、泥棒の疑いをかけられてしまいました。

南原が疑われているのをいいことに、ギアは南原の姿をしたメカ人間をつくって次々と黄金を盗ませます。そこでバイオマンはメカ南原をおびき出して解体、メカ人間のふりをした南原が敵アジトを暴きました。

ギアを撃退した後は、ユカリに頼まれた黄金像だけでなく、他の盗まれた黄金も全て元の持ち主のもとへ戻っていったようです。

本日の感想

南原メインのお話です。
ユカリちゃんの頼みがだいぶ無茶ぶりなのですが、きいてあげる南原さんは器が大きいなぁ。

ユカリちゃんのおじいさんが働いていたお屋敷から黄金像を持ち出してしまったのは悪いことではあるんですが、病気のおじいさんが罪の意識にさいなまれている姿を見ると、像を返して全てをなかったことにしてあげたいという気持ちもわかります。

生きていると、正論をふりかざすだけではうまく回らないこともあります。白か黒だけでなく、グレーも受け入れられるようになりたいと常日頃から思うものの、これがなかなか難しいのです。白か黒、0か100の方が感覚としてわかりやすくて簡単なんですよね。何の話でしたっけ?

正論が常に最善とは言い切れない、世の中の難しさが垣間見えたお話だったということで。子供たちにも伝わりましたでしょうか。何を伝えるつもりだ。

* * *

そうそう、メイスンたちが、ドクターマンの調子が悪そうなので元気づけようと思った、みたいな理由で黄金を集めていたのが、ちょっといとおしいやつらだなと思いました。ドクターマン様、黄金には全く興味なさそうだったけどね。ドクターマン様は塩対応のプロ。

メカ南原と生南原(言い方)の入れ替え作戦のため、メカ南原をおびき出してつかまえたシーンでは、手に手に工具を持って楽しそうに解体するバイオマンの姿(特に女子たち)が印象的でした。人間って時にどこまでも残酷になれる生き物ですよね(^q^)