第35話です。
エゴスは、食糧の供給を止め世間を混乱させる「パニック作戦」を展開します。漁船を襲ったり、高速道路を不通にするという直接的な行為に出るだけでなく、評論家役のカットマンを用意して民衆の不安を煽るという周到さも兼ね備えたところがエゴスの怖さですね。人間の心理をよくわかっている……。リアルすぎて怖い。
魚をはじめ様々な食糧が急激に値上がりしたため、狙い通りに世間は大混乱。サンマ1匹3000円(本編中更に値上がりします)というのは、放送当時はネタとしておもしろかったかもしれませんが、近年の不漁のニュースを見るとちょっと笑えない気もします。
このパニックの最中、とあるスーパーが怪しいと調べて回るバトルフィーバーたちですが、誠は独り黙々と釣りをしていました。相変わらず説明をしないので真意は伝わっていませんでしたが、本人の思惑通りコダイギョ怪人を釣り上げます。発信機をつけ居場所を特定できたため、無事倒すことができました。
ラストは四郎が子供たちを集めて「さんまを食べる会(ただし子供だけ)」を開催(但し書きがちょっとツボでした)。子供たちにめいいっぱいさんまをふるまったのでした。昨秋は結局食べなかったので、うらやましくなっちゃいました。サンマ……食べたいな……。