第33話です。
ドリルミサイルの開発を手がける三村教授がエゴスに殺され、完成した設計図が奪われてしまいました。目の前で父を殺された教授の娘・まゆみはショックで心を閉ざしてしまい、兄のように慕っていた謙作をも「血の匂いがする」と拒みます。
その言葉が深く突き刺さった謙作は、仲間たちの心配をよそに強化服を持たず外出。まゆみを元気づけようと出かけた先でエゴスの急襲を受けてしまいます。変身する術のない謙作は生身のまま戦いを挑み、銃弾に倒れたのでした……。
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というわけで、サブタイトル通りコサックの退場回です。
どれだけ危険であろうと、まゆみと会う際に強化服を持っていかない、というのが心優しい謙作らしいです。壮絶な展開ではありましたが、孤児だった謙作にとって仲間たちに囲まれて最期を迎えたことは幸せだったのかもしれません。
謙作の後を継ぎ二代目バトルコサックとなった神誠は、国防省時代の謙作の先輩なのだとか。教授が襲われた件でスパイの疑いをかけられており、汚名を晴らそうと設計図の奪還を目指して行動していましたが、謙作の最期に居合わせ仇を討つ決意を固めたようです。
初めての変身時が、メットオフでの登場だったのですね。凛々しい……かっこいい……。
寡黙な年上キャラの誠が加わることでどういった変化が見られるのか、次回以降も楽しみです。