第2話です。
冒頭からエゴス怪人の生まれるシーンが描かれています。バトルフィーバーにおける怪人はサタンエゴスの子供ということで、指揮官からも「御子」と呼ばれ崇められる存在、というのが何だか新鮮に感じます。そして、初期数話のエゴス怪人は古代の民芸品・仮面モチーフなのがツボです。1話のコウモリ怪人は、アステカのコウモリの神様を象った仮面が、今回のキバジシ怪人は東南アジアの獅子仮面がモチーフとのこと。モチーフがマニアックで素敵すぎます……!
そのエゴスは、現代科学が発展するより前に地球で栄えた原始科学の一団。念じれば夢は叶う、と甘い誘いをささやいて会員を増やしているようです。単純な犯罪組織よりもだいぶ厄介ですし、じわじわとした怖さがありますね。
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というわけで、今回はエゴスの洗脳を受け会員となった人たちが憎む相手が暗殺されていくのです。大人も子供も関係ないのです。
学校の成績でいつも自分より上にいる同級生が消えるよう強く願っていた少女・美代子もエゴスの会員となり、同級生のヒデミは怪人に襲われ投身自殺に見せかけて殺されてしまいました。しかも、同じく洗脳されている母と美代子は、これからは美代子が成績トップだ、会員になって良かった、と喜ぶというね……。怖すぎます。
怪人は倒され洗脳はとけたけれど、彼女が強く願って同級生が亡くなった、という事実は一生残るんですよね。
……エゴス怖い。
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バトルフィーバーの活躍についてあまり触れられませんでしたが、ダイアンは今日も可愛かったです。怪事件が続発している中、京介とディスコで踊ってましたけど。四郎も犬猫の保護活動に勤しんでいましたし、謙作にいたってはパチンコをしてました。皆自由です。ゴレンジャー・ジャッカーと割とかっちりした組織系戦隊が続いていたので、何だか新鮮でおもしろいです。いや、バトルフィーバーも国防省とFBIの精鋭を集めて結成された秘密部隊のはずなんですが……w
そうそう、1話で触れるのを失念していましたが、連絡員のケイコ役で日髙のり子さんが出演されているんですよね(伊東範子名義です)。こちらも可愛らしいので、とっても幸せです。